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石見城
所在地:京都府京都市大原野石見町
標高:46m
比高:2m
城域:120m×170m
いわみじょう
城史
『野田泰忠軍忠状』に文明元年(1470)に東軍の野田泰忠等によって上里・井内館とともに放火された記されている。城主は小野氏だとされる。
城は善峯川の右岸の平地に位置している。東・北は段丘の斜面、西は横堀によ って城域を画している。城域の中央の曲輪が大半を占め、南東にL字の堀があるが後世のものだとされる。西・北には土塁を配し、さらにその外側に横堀を設けている。土塁は北西で屈曲しており、横堀もそれに沿うように屈曲している。
評価としては平地にありながら良好に残存し、さらに土塁と横堀が屈曲していることから、それが横矢掛けであると考慮される。
参考文献
京都府教育委員会 『京都府中世城館跡調査報告書3』 2014
城郭談話会 『近畿の城郭II』 戎光祥出版 20 15
縄張図

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